腎機能の低下と骨粗鬆症の関係
- 腎臓のマメ知識
腎機能の低下は骨粗鬆症にも関係?!

骨粗鬆症とは
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、骨からカルシウムやリンなどが溶け出して骨にスが入り、スカスカになってしまう病気です。骨密度が低下して骨が非常に弱くなるため、ちょっとしたことで骨折することもあります。多くは性ホルモンの影響によって、閉経後の女性に多く見られる病気ですが、腎機能が著しく低下すると、活性型ビタミンDが減少して、カルシウムの吸収が悪くなり、骨粗鬆症になることがあります。

骨粗鬆症を悪化させる腎機能の低下
もともと骨粗鬆症は、比較的高年齢の人に多い病気ですが、やっかいなことに腎機能もまた加齢によって低下していきます。加齢による腎機能低下で活性型ビタミンDが減ると、骨粗鬆症が促進される可能性があるのです。ましてや、慢性の腎臓病があると、ますます骨粗鬆症の進行に拍車がかかります。
そのため、慢性腎不全(まんせいじんふぜん)で透析(とうせき)療法を行っているような患者さんには、活性型ビタミンD製剤が投与されることもあります。
骨と腎臓は、なかなか結びつけて考えることはできないでしょうが、じつはとても深い関係があることは、知っておく必要があると思います。